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国語専門講座

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講師コラム

講師コラム 2012年5月

<勝負勘を磨く>


 まず、最初に触れておきたいこととして、生徒の「勝負勘を磨く」という点が挙げられます。

 入試問題に挑んで志望校に合格する上で、最終的な合否の分かれ目となってくるのは、実はその場における対応力ではないかと私は常々考えております。

 入試問題というのは、日々の授業の理解度を測る確認テストや定期試験とは異なり、仮に覚えていなかったり知識として持ち合わせていなかったりしても、何かしらの解答を出さない限り合格には手が届きません。

 というのも、入学試験は他の受験生より1点でも多く点数を獲得できるかが勝負になってくるわけですから、皆と同じように白旗を揚げているようでは浮上の目は出てこないでしょう。

 特に、自分の平均偏差値より高めの学校に挑む場合は、逆転を懸けた戦いとなるわけですから、何が何でもという強い意志を持って問題に取り組むことが求められるのです。

 そうした際に、わからないなりにも、何かしらの取っ掛かりを元にして正解に辿り着けようとする姿勢を普段から磨いていたかどうかが、ここぞというときのいわゆる「引きの強さ」に関わってくると私は考えております。

 こうした重要性を強く感じるようになったのは3年前くらいからなのですが、こうした取り組みを授業で取り入れるようになったことと、生徒の合格実績の向上には一定の因果関係があるはずだと、自分なりには手応えを感じている次第です。


 そしてさらには、こうした姿勢を持ち合わせている人間とそうでない人間とでは、人生におけるあらゆる困難への耐性という点で、大きな差が生じてくると言っていいかと思われます。

 人生における課題の多くは、それまでの数多の経験に基づく判断力や決断力が求められるものばかりであり、「知らなかった」「わからなかった」では済まされません。

 是非、間違っても少しの社会的痛手も負わない時期に、こうした力を磨く経験を少しでも多く積み重ねていただければと思っております。


 以上書き進めてきたところで、紙幅が尽きてしまいました。

 他の狙いにつきましては、また次回触れさせていただきたく存じます。

  

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